アナフィラキシーショックで入院したはなし

タイトルの通り。

 

2月某日わたしは突然アナフィラキシーショックで突然入院することになった。こわ。

 

アナフィラキシーショックとは

アナフィラキシーショックについて | メディカルノート

 

ちなみに大概あのハチのやつねと言われる。ハチではないがハチのやつである。

 

 

雨の日の夜、友人と晩御飯に出かけたときのことでした。歩き回って空腹だったのでその日は生魚、小麦類、うに、乳製品、果物などなどいつものように食べたいものを某店で注文。おいしかったです。ちなみに以前にも行ったことのあるお店で、なかなか美味しくて新鮮な食材が多い◎

 

そのまま歩いて帰宅して、寒かったので珍しく湯船に浸かって入浴。

 

今考えるとこれが原因かもしれない。

深夜にさしかかり、明日も仕事なのでねよーねよーと思っていたら、何故か瞼がプクー 出目金のようにプクー。そして次の瞬間突然の激しい呼吸苦に襲われる。やば、息ができない。

 

そのまま倒れそうなところ、何故か救急隊員に遠慮をしてしまいタクシーで大きな病院の救急病棟にいく。テキトーに注射され終わる。簡易ベッドで点滴されたままうつらうつらしてたら遠回しにさっさと帰れと言われたので帰宅 かなしー。

 

その日はそのまま帰って寝た、が、次の日起きた瞬間またどうしようもない呼吸苦 さすがに救急車を呼び同じ病院で今度は即入院を言い渡される いやお前昨日のさっさ帰れコールはなんだったんかと。

 

入院中はとりあえず点滴。ごはんを食べるのが億劫になってくるのと怖いのと また呼吸苦になったらどうしよーとか。

思ってる間についにあの症状がやってきた 蕁麻疹 

(人生初の蕁麻疹)

 

まーーーーじでかゆい、全身かゆい、眠れないくらいかゆい。

蕁麻疹で眠れないは聞いたことあったけど、まさかの本当に眠れないとは。ちょうしんどかった 嘔吐のおまけつきだった かゆいわ吐き気するわ近年稀に見る忙しさだった。

点滴にステロイド剤追加してもらってどうにかやりすごす

 

仄暗い病棟 治らないかゆみ 寝言で深夜唸る同室のオバちゃん 夜勤でキレ気味の看護師さん…全部盛りである。

 

そしてさすがに体力つけないとまずいということで久しぶり?に食事をとることに。(2日ぶりくらい)病院食が不味いとは聞いていたが、不味い以前に食事に出てきたメニューがひじきだった 消化器官のことを考えると一抹の不安がよぎるがひじきをとりあえず、食べる。

 

その後ひじきはもう一度下界の空気を吸った。消化器との相性は×だったらしい。当たり前か。わたしはメニューを恨んだ。食べた自分も恨んだ。ちなみにひじきと一緒に出てきた別のメニューは梅カツオ味の茹でキャベツだった。素直に不味い。とんでもないマリアージュである。

 

諸々大変なことはあったが、3日目の朝突然蹴っ飛ばされるように退院。看護師のにーちゃんに半ギレで出ていけと伝えられる。この病院こわい。看護師さん8割くらい半ギレ。そして体力落ちすぎて時速2キロくらいの速度でしか歩けなくなってたのにすげースピード感だなもう 30分で荷物まとめて出ていけ的な。

 

ちなみに3回くらい採血されたがアレルギーの原因は不明ですとのこと。果たして本当に調べてくれていたのだろうか。今ではそれも謎である。注射嫌いなのに!!!!!血かえせ!!!!

 

そして最後はアレルギーを引き起こす食品は特定できなかったから自分で人体実験してくれという先生の所見の元退院。なんか、あの日思い返してみればいくつか思い当たる食品はあるが特定に至らなかったのは、疲れと入浴が体に負荷をかけていたのかもしれない(食後の急な運動、食後すぐの浴槽で入浴が複合的に症状を引き起こすことがあるらしい)

高額な入院費払った結果は上記のセルフ診断に落ち着いた。病院とは??????

まぁ今では生魚も小麦も果物も諸々元どおり美味しく頂ける不思議なのである。ちょーコワ。体には気をつけましょう。

 

健康な体に勝るものはないですね😇

ちなみに入院中横たわりながらアナフィラキシーショックになった人のブログを読んでやり過ごした。もし同じ状況の人がいれば、一瞬でもそんな人の暇つぶしになれば幸いです。おだいじに。