自分の身に起きた不幸は供養するしかないのか?マッチングアプリの闇
今週のお題「激レア体験」
激レア体験といえば何でしょう。
旅先で運命的な出会いをした?初恋の人と偶然にも再会し結婚した?親戚が実は芸能人だった・・・?様々な体験を皆様はしておられると思います。
最近自分の身に起きたレア体験といえば、懸賞に応募して当たった!くらいなものですがどうなのでしょう。激レアではないですね。でも嬉しい。
自分の身に起こった激レア?体験といえば親友の結婚式に行って元彼の前でブーケトスに名指し参加させられそのまま絶縁したとかそういったものが思い起こされます
(全く嬉しくない)昨年末にその体験を記事にしたので備忘録がてらに置いておきます
akira-nakamuraaa.hatenablog.com
こういった体験も記事にして、オフでも人に話すことが多いわたしなのですが昨年もちょっとだけ後味の悪い体験をしたので綴っていこうと思います。
昨年関東に引っ越してきたわたしは、慣れない地でたまたま友人と食事をしていた際に声をかけてくれた男性ととんとん拍子でお付き合いをすることになりました。
初めてあった日からまたすぐ次に会う約束をし、気がついたら出会って二週間程度で交際をすることになりました。
が、1ヶ月程たったある日「気持ちが冷めた」と言われそのままお別れすることになりました。
エエエエエエエエエ??????????何・・・なんなの・・・相当落ち込みましたが周囲の友人たちはわたしを慰めてくれたり、励ましてくれたり、食事に連れて行ってくれたりと色々なことをして励ましてくれたことを今でも思い出し感謝の気持ちでいっぱいです。
しかしわたしは何を焦ったのか
「早く彼の次の人を見つけないとこのまま自分は一生独身だ・・・!」
と思い某マッチングアプリに手を出しよくよく写真やプロフィールを確認することなく最初にデートの約束にこぎつけたき人とお会いすることにしました。
人は焦ると確認を怠ってしまうもので、当日は”旧帝大卒のアウトドア好き年上男性と東京のおしゃれそうなエリアで待ち合わせし、「テラス席でのイタリアンランチ」(響きだけでかっこいい気がする)(軽率)”で正直ここまで事が簡単に進むとは人生案外ちょろいな・・・と行きの電車で考えるくらいには楽観的になっていました。バカだ。
某駅の待ち合わせ場所に着き、意気揚々と到着の連絡を入れ、指定された場所の指定された服装の男性を探してみるとそこにはなんと写真と違う小さなおじさんが・・・・
そこで嫌な予感はしたのですが、ここまで来てしまったのでしかたないと腹を括り、声をかけることにしました
わたし「初めまして・・・○○さん(名前忘れた)ですよね?」
おじさん「はい」
おじさん、俯いていた顔を上げると
眉 毛 が 繋 が っ て い ま し た 両津勘吉か???
今思い出すとかなりおかしくて笑えてしまうのですが、その時はショックで気が動転してしまいました。
レストランに着くまで、何を話していたのかあまり思い出せませんが、ついたお店はおしゃれでテラス席はテントが用意されていて暖かさも感じられる素敵なお店でした。
上品な初老のウエイターの男性が丁寧に料理を運んでくださり、お料理自体もとっても美味しかったのを覚えています
肝心のおじさんですが人は見た目では判断できない、話してみると気があうかもしれないと思い、お話をこちらから積極的に振ってみたのですがいまいちピンとこず・・・何故か災害が起こった際はどう過ごすかみたいな話になっていき(その数ヶ月後世界中でコロナウイルスが猛威を振るうのを知る由もなかった)アウトドア好きな設定はどこ行ったんだと内心思いながら真面目に会話をして終了しました。
さて、おしゃれなイタリアンでいただいたランチはメニューをみる限りお会計はだいたい私が普段いただくランチの倍以上だったので、すこし緊張しながらお支払いの局面を迎えました。ウエイターの方がそっとお会計を伏せながら小さいおじさん(デート相手)に渡したのを見て(お支払いを任せるなんて内心申し訳ないな・・・)と思いながら見ていると、ちょうど半分の額をトレーにのせたおじさんがトレーをわたしに差し出し催促されたので、もう半額をわたしも支払いウエイターさんを呼びました
ご馳走してくれとは思いませんでしたが、そこで格好つけたりしないんだな・・・と思うのが半分、ご馳走したいと思うほどわたしとの時間が楽しくなかったのだなと反省するの半分でお釣りが返ってくるのを待ちました。
するとお釣りがどうやら40円ほどあったので、おじさんに半分お渡ししようとすると一言
おじさん「あ、お釣り取っといていいですよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱかっこわりい!!!!!!!!!!!
おじさんやっぱかっこわりいわ!!!!!!外見は内面の一番外!眉毛繋がってるのも言語道断だし40円(実質20円)でドヤ顔されてもまじでねえわ!!!性格悪いって言われてもいいからおっさんどうでもいいわ!ムリ!と思いつつおつりはありがたく受け取りサーっと帰りました。
やりきれない思いをかかえ、その足で友人を呼び出して遊んで、帰ってからスッキリして眠りました。その後眉毛おじさんとは一切連絡せず、懲りたのでうかつに確認せずアプリで人と会うのも控えようと反省して終わりました。
・・・・・・・・・・・
そして数ヶ月後そんな眉毛おじさん時変を忘れて電車に乗っていたある日、目的地を目指し乗っていた電車で、ふと目の前の座席をみるとそこには眉毛おじさんが座っていたのです。
わたしに気づいていた様子はなかったのですが、東京の人口が日本一多いに関わらずこんな偶然があるものかと驚き、そっと電車を降り、このレアな体験をこうして記録にしたためることにしました。
おじさんのことで反省したので、今度は別のアプリを開き今度こそいい男性と出会うぞ!!!と意気込みトップページの本日のおすすめ!としてピックアップされた男性は・・・1ヶ月ほどでお別れした元彼でした。お前かーい!と思ってそっとアプリをアンインストール。
東京の男性って実は10人くらいしかいない?と不安になりながら短い期間でこんな偶然二度も起こるのかと自分の妙な引きの強さに驚いたことがわたしの激レア体験です。