長女として生きることの生きづらさ 自己肯定感が低くなる性格

今日はちょっと暗い話。

仕事において、私生活において生きづらさを感じたことはありませんか?

 

長女という家族内での立ち位置が自分の性格に大きな影響を与えたと思います。

長女の特徴はお姉さんっぽい?リーダーシップがある?自立している?

決して自分から望んでそうなったのではないと思っています

あのひとはもっとうまくやっているのにどうして自分はできないんだろう

どうしたら上手く人を頼れるんだろう

相手を大事にしても人に大事にされないのは何でだろう

 

自分の人生を振り返ってみて、人格形成に大きな影響を与えるのは家族構成、兄弟構成だったのではないかと社会人になってから気がつきました。

それは自分が「長女」であること。親に求められるがまま、親にとってのいい子(都合のいい子)を幼い時から演じてきたせいなのではないかと自分の短い人生の途中にわたしは気がつきました。

 

わたしには弟がいます。思い返せば、わたしの習い事は塾や書道教室、弟はスポーツを小学校から続けていました。スポーツは親の協力が不可欠。弟の習い事に親は毎回付き添っていました。わたしは塾に行くだけなので習い事に一人で行って帰るだけ。

親と弟が帰ってくるまでは自由な時間だと楽しんだこともありますが振り返ってみればわたしは少し寂しさを感じることもありました。

”お姉ちゃんなんだから”と早めの独り立ちを親に促されるよう育ってきたんだと今は思います。

 

長子に生まれたことの利点とは何なのでしょう?おさがりの服を着なくてもいい?弟や妹より早くに一人部屋をもらえる?わたしはそんなものに恩恵を感じませんでした。

 

早くに独り立ちを求められるということは1日でも早く自立するよう大人の真似事を求められていたことに他ならないとわたしは感じました。

学生生活で身についた社会性も、同級生と比べて確かに大人びていたかもしれません。

率先してみんなを纏めるように動いたり、他の人の面倒を見たり、誰かのケアをしたり・・・そうしたかったのではなく「そうする他」を知らなかったのです。

誰かの仕事に乗っかってサボってみたり、友達の働きに甘えたりそういうことは少なかったと思います。偏に兄弟構成のせいだけではないと思いますが、確実にわたしには影響があったと思います。

 

”長女の性格”や”長女の特徴”について調べてみるとこんな内容がたくさん出てきます

頼られると断れない、甘え下手、人に譲ってしまう傾向がある、気遣いが多い

どれも思い当たる節があります。それは自分が長女だから・・・ということだけが原因ではないでしょう。

頼られても断りたいときもあります。自分だって誰かに頼りたい。人に甘えてなにもしないまま過ごしてみたい、譲ったりせず自分の主張をはっきり言いたい。気遣いも疲れるので、気がついても放っておきたい。

こんな気持ちを押し殺したまま育った自分の生きづらさを感じます。

 

抑圧されて育った自分は、本当に人に甘えるのが下手です。

恋愛面でも、率先して相手に気を使ってしまい結局自分の主張もできない。しんどい時も上手に甘えることができない。思ったことが言えない。

こんな自分に嫌気がさして悪いループに陥ってしまう。

これを言ったら嫌われてしまうのではないか?そんな風に考え思ったことも伝えることができません。

 

自分の気持ちを解放するには一体どうしたらいいのでしょうか。

こういった人格を「アダルトチルドレン」と形容するそうですが(何個か特徴がありますが表現として引用させていただきます)自分は大いに当てはまっていると感じます。

自分を生きづらくしているのは兄弟構成のせい、奔放に生き、上手に調子に甘えてきた弟や妹を羨ましく、嫉ましくも思うことがあります。

一生懸命求められるままに生きてきたのに気がついたら自分の要求が口に出せない、自分に自信が持てない・・・本当に辛いことです。

自分を変えたいと思っても勇気が持てないまま育ってきました。

直したいとも思っています。それに対してなにか解決策があるわけでもなく、ただこれは私の愚痴にしかすぎません。

 

もし、同じ思いをしている人がいれば何か解決策を提示出来るわけではないですが、この記事を通して共感してもらえることもあれば、と思います。