自分に自信がない人に聞いて欲しいはなし
4月になって暖かくなってきましたね。
桜の季節です。桜を見ると綺麗と思う反面眩しく思えることがあります。
新生活を送る人がとっても羨ましいような。
さて、自己肯定感の高低について先日ブログを書いたのですが、今日は自分に自信を持てない人に聞いて欲しいはなしを書いてみようと思います。
今のわたしの場合、自分が置かれている環境に満足していないからだと思います。
では「満足」とは何でしょう。家族がいて、恋人がいて、仕事も上手くいっていて・・・そう思えることが満足なのでしょうか?
わたしは自分にとても自信がありません。
わたしは、常に何かが足りないと思っているからです。「わたしにはこれができない」「わたしはこんな能力を持っていない」「家族がいない、恋人がいない」
何故かいつも人より劣っているなと思ってしまいます。
職場の同僚や、友人の持つ能力、街ですれ違う人の容姿など。
今まで関わってきた人に、嫌いな人でも一つ羨ましいなと思う点を見つけます。
裏を返せばそれは誰かのいいところを見つけているのでしょう。
何故人の人生は完璧に見えてしまうのでしょう。
誰しもが口には出していないだけでそんなことを思っているのでは?
わたしはそう思います。グーグル検索で「自分に自信がない」で調べると同じような内容がたくさん出てきます。
わたしは今まで様々な人と関わってきたと思います。
すごい才能があり専門誌にコラムを書いて自分で展示を企画できる人、バイトのみならず社会人として仕事をしてもどこに行っても結果を残しみんなに愛される人、誰と話しても悪口を言わないどこに行っても必ず愛されて信頼される人、3ヶ国語を駆使して海外を渡り歩いて仕事をする人、新しい仕事を振ってもすぐに理解し与えられたこと以上を必ず上席に提案できる人、大変なお金持ちの家に生まれながら驕ることなく人を立てる心持ちの立派な人、何を話しても面白い人、必ず誰もが振り返るような美貌とスタイルを持つ人、悲しい過去があっても翳りを決して人に見せず誰しもに明るく接することができる人・・・みんな本当に尊敬するべき素晴らしい人です。
でも、わたしが知る限りこの人たちでも必ず自信をなくしたり、悲しくなったり、自暴自棄になったり、嫉妬したりすることがあります。自信がなくなるのは自分だけの悩みではないのです。
上手くいっているように見えても、果たして本当にそうなのかは本人にしかわからないのです。傷つけられて何年も忘れられない悲しみに向き合ったり、どこかで大きな病気をしたり・・・こんな人たちでもあるので、きっと誰にでもあることなのだと思います。
わたしはとても誰かを羨ましく思うし、置かれた環境や運にも嫉妬します。
きっとこの記事を読む人のいい面だけ見て、自分に足りないことを羨ましく思うことがあるでしょう。
でも、もしかすると他の誰かから見てわたしを羨ましく思うこともあるかもしれません。今の所にわかに信じがたいですが、自分を信じてあげることも必要なのかもしれません。
タイトルに「自分に自信がない人に聞いて欲しいはなし」と書きましたが、これは自分にも言えることです。
感情の棚卸をして、自分を見つめなおす機会が欲しいのです。
満足していないから、満足できるため人より時間がかかっても欲しいものを手に入れたいと思います。楽して最短で手に入ればいいですけど、そんな上手くいかないものなので。
上手くいかない、自信がないと思う方に少しでも共感いただければ幸いです。
でも、上手くいかないことだらけの中で少しでも楽しみを見つけられたら息抜きにもなります。人には面と向かってこんなことは言えないのでわたしはここに書き出すことにしました。そんなことでもいいのかなーと。