マウント取ってくる女と社会

過去の記事でアクセスが伸びてたとおもったらスマニュー(スマートニュース)にこの前書いたブログが掲載されていました。はてなぶろぐがスマートニュースに掲載されることってたまにあるみたいです。そうなのか・・・

 

akira-nakamuraaa.hatenablog.com

 

びっくりしたけどありがたいお話ですね。

 

今日はマウンティングする女たちの話。

よく男性は「女のドロドロした世界ってこわいね」とかいう話をふってきます。

うるせえ。男性たちからしてみれば対岸の火事みたいな感覚なのでしょう。

 

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正直マウンティング女は実際にいますし、かなり怖い存在です。

なぜ女性は自己顕示欲のぶつけあいで争うのでしょうか・・・。

わたしがいた部署ではマウンティング女の典型みたいな先輩がいました。

モテ自慢、能力自慢、旦那自慢、後輩いびり等様々なジャンルで活躍(?)していました。いくら嫌でもこういった人と毎日関わらなければならない職場でした。悲しいですね。

 

マウント女にも種類があります マウント女の種類をご紹介。

 

・サバサバ系マウント女

「ほら〜あたしってサバサバしてるから・・・」

ほんとにこんなこと言う人いるの!?って思うかもしれませんが います。(見えてる地雷)

「独身謳歌してるからあたしって一人なのにエンゲル係数高くて〜”本当に美味しいモノ”知ってることは大事だけど呑み歩くとお金かかって困っちゃうよね」みたいな話を飲み会でしてきたら大変。席をチェンジして逃げましょうバイバーイ。

つまみとアテがあれば生きていけちゃうア・タ・シ!ビールは水だよね?

ちなみに彼女ら曰く”飲みではない、呑み” (多分)・・・。なにがちがうの????

 

・陰湿系マウント女

「こ〜ら★短いスカート履いてると会社のオトコたちに狙われちゃうぞ!ここにいる男たちなんか相手にしちゃダメだぞ!」(意訳:アタシよりオフィスで目立つ女は殺す)

これリアルに言われたことあるんですけど

うるっせええええええええええええ何様だよお前!!!!!!膝より少しだけ上にスカートの裾の位置があると目ざとく見つけて走ってくる女 必死さが怖い。

 男に気をつけてねと言いながら自分より目立つ女を必ず排除することに躍起になるタイプ うるせえ仕事しろ。

 

・自虐系マウント女

「ねぇ、きいて・・・全然興味ない◯◯さんに告白されたの・・・どうしよう・・・どうしたらいいと思う?」(意訳:あたしって・・・モテちゃう!)

し り ま せ ん 

悩みがあるんだ・・・みたいな感じで話しかけてきてはモテ自慢で切りつけてくる通り魔。社内外いろんな男性と夜の交友関係が広い アッチイッテクダサイ

飲み会の帰りに男性社員と闇に消えていく目のやり場がない系の人 こわい。

 

・虚言癖メンヘラ系女

「わたしの家族みんなね〜フランス人に間違われるの!町内でも美形家族って有名」(ただし絶対写真は見せない)

お前の顔のっぺりしてんじゃん!!!!!!!!!!!アイプチ!つけまつげ!カラコン!うそつき!!!!!!!!あと高身長高収入で超絶優しいおしゃれなイケメンと付き合ってるっていうから信じて「いいな〜いいな〜」って言ってたら黒ずくめのオタクみたいなちっさい男とデートしてた なんだよ・・・盛るなや。

めっちゃポエム見せてくる しんどい ポエム読み切れるほどわたしの頭はメルヘン仕様じゃないごめんな!!!

ちなみに好きな色はピンク(薄めの)系とかベージュ 一見ふんわりおっとり優しそうでも話の創作加減がなんかついていけない・・・・。真偽考えてくると疲れるわ。

「今度ね〜フランスの葡萄畑をもってる友達にワイン飲ませてもらうんだぁ」

って言ってる強者系もみたことがある。スーパーのワイン試飲コーナーに入り浸りしてるとこ、自分含む色んな人が見てるんですけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

でもいっちばん陰湿でやばいやつってこんな女たちを観察してはブログのネタにしてる自分だった。ネタ提供ありがとうございます自分以外のヤバイ女さん達。

こういう女達とそこそこに関わりながら、今日も社会を生き抜いていく。

大学生バンドあるあるを唐突に思い出したのでしたためる。

何故か大学生バンドのあるあるを思い出したのでしたためることにした

思い出の記録である。他意はない

 

大学生の時始めて「軽音サークルのライブ」というものに行った。

何かにつけて春夏秋冬のライブ、季節のイベントライブ、◯◯でライブなどなど様々なイベントがあった。当時軽音楽部というものをよく知らなかった私は、ボーカルの友人、知らずに付き合ったがベースをやっているらしい当時の彼の誘いで始めてその世界に足を踏み入れたのだった。

 

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正直音楽には元々全く興味はなく、好きなバンドと聞かれても特に何もない。

私が聞いていた音楽といえばTVで流れるメジャーな曲か古いアニソン程度しか知らなかったからである。そんなわたしに「今度◯◯でライブやるからきてよ〜」と声をかけてきた友人は普段はコロコロ笑う小さくて可愛らしい子なのだが、歌うときはドキッとするほどセクシーかつ、暴力的でありながらも均整のとれた声で様々な曲を歌いこなすちょっとした歌うま有名人だった。

 

そして呼ばれるがまま導かれた薄暗いライブハウス、音楽に本当に疎いわたしはライブ=武道館やアリーナといった大規模収容施設という短絡的な発想だったが、繁華街の一角に場所があり、ここほんとにやってる??と思うようなちいさなライブハウスだった。

 

「このチケットで1ドリンクもらえるからね」と受付と思しき人に言われ中に入ると音楽好きそうな風貌の若者達がギターがどうだとか対バンがあーだとか話していたが当時のわたしには言葉の意味がさっぱりわからなかった。慣れた様子で小上がりな場所にあるカウンターでドリンクをオーダーする学生に倣い、わたしも何かをオーダーした。初めてのことで緊張して何を頼んだのか覚えていない。

 

さて、所謂”ライブ”では何をして過ごせばいいのか正解もわからず、どこかに座ろうにも壁際に数える程度の椅子しかない。対して「ツウ」の彼らは立ったまま飲み交わし音楽談義を始めている。それを見た自分は「わたし、何も気にしてませんから」というすました表情を作り機材が運び込まれる舞台とまわりの「ツウ」をぼんやり見つめることしかできなかった。

古着屋で調達したのであろう、個性の強い服やデザイナーズブランドと思われるアシンメトリーの形のモノトーン服に身を包み「◯◯の新曲が〜」「ギターが〜」と話す様に自分はちっとも溶け込むことができなかった。当時のギャル系の服、巻き髪、長く伸ばしたネイルに付けまつげで、自分はここにいるべきキャラではなく馴染めないとわかっていたからこそ表情を引き締めて作り「強気なわたしは何も気にしていないわよ」と顔に何度も書いた気概で開演を待った。完全に他所からきたお客様である。正直内心ビクビクしていたし、明らかに浮いてしまっていたのでこの先が怖くなりすぐに帰ってしまいたかった。

 

そうしていると、会場は暗転し、ぼうっと赤や橙の照明が灯る。

わたしを除く観客達は「ヒュー」という声や指笛みたいな例のアレと共に、突然始まった音楽に合わせて一斉に前へと動き始める。ステージ前は軽く”黒山の人だかり”になっていた

 

何だこれは!?

 

ライブでのマナー?なのか。何一つ知る由もないわたしは客席後方で既に飲みきってしまった紙コップを傾けながらスカした感じで舞台に目をやるしか為すすべがなかった。

どうするのが正解なのか?何もわからないがコップを持つ指だけ音楽に合わせて小刻みにリズムをとっておいた「参加しています」という最低限の消極的な意思表示で自分の存在意義を示すしか方法が思い浮かばなかったのである。

 

暴れ踊る観客、ヒートアップするステージ、聞いたことのない「ロキノン系」の音楽・・・わたしの人生には今まで何一つ縁がなかった世界が目の前にあった。

そして始まる友人と彼の出番「前に来てね!」と念を押されていたことを思い出しこれもマナーの一環と言い聞かせステージに近づいた。

近付くだけであとは小刻みにリズムをとってみたが自分が何をしているのかわからないのと、周りの動きに対して自分は正解に近いのだろうか、わけもわからず空間に馴染む答え合わせが気になる気持ちが加速していくだけだった。

ハイになってギターを歯で弾き仰け反るメンバーのトランス状態をこれが”音楽にノッている”ということなのかと勝手に解釈している間に気がついたらその日のライブは終わっていた。

 

その後も毎回ボーカルとして参加する友人やたまにベースで出演する彼のために何度か自分が勝手にアングラ認定したライブハウスというものに通った。何度通っても「前の方に行ってノる」の真似事しかできなかったが「モッシュ」という言葉が何をさすのか、「対バン」とはどういうことなのかを現場で確認し学習した。

 

いつしか卒業に向け就職活動や当時の彼との別れでいわゆる「大学生の軽音バンドのライブ」というものにも行かなくなって年数がたつが今でも大学生の間であの仕組みは継承されているのだろうか。

 

社会人になり思い返してみればあの体験はあの時にしかきっとできなかったことだと思う。「素人の趣味のバンド」と片付けてしまえるようなものかもしれないが確かにあの時ほの暗い照明の下で輝く友人にわたしはうっとりしたし、あそこでしか味わえない不思議な空気感に抵抗しつつも何度か足を運んだことで少しは馴染むことができていたのではないかと感慨深く思うのであった。

 

が、最後まであのノリにはなれなかった。

前に出て叫ばなくてもなんやら手を振り上げて音楽に身を委ねなくても、一緒になって頭を振ったりしなくても、わたしはいち観客として参加できていたような気がしている。今でもどうするべきなのか正解は全くわからないままである。

あれってどうするのがベストなの?

 

 

合コンで会った男にアムウェイの勧誘を受けていると思って話を聞いていたらニュースキンの勧誘だった

ある年の秋、冬にさしかかると感じた冷たい雨が降る日のことでした。

アムウェイの勧誘だと思って話を聞いていたら実はニュースキンの勧誘だった。まるで人の話を聞いていない。

 

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ある日、仕事の昼休みに出歩いているとふと目があった人がいた。

たまたま地元で一度合コンをした顔が濃い目の男性である。会社の制服に身を包み自信たっぷりに闊歩する彼は非常に魅力的に・・・見えなかった。

元々の印象が最悪だったからである。自分の肩書きを鼻にかけ、趣味は海外旅行、ブランド物のバッグを小脇に抱え、ブランド物の洋服に身を包み収入について豪語するが実はケチで、当時まだ学生だった私たちに割り勘を強要するレイコップみたいな顔の男だったからである。今までいった合コンの中で不快だったものランキングに余裕で上位に入る。

 

しかし何年かぶりにたまたま、地元ではない昼の繁華街で彼に再開した。

1秒でも早く座って昼ごはんにありつきたかったが、あまりの偶然にテンションが上がって立ち話をした。どうやら出張でよくわたしの赴任先に訪れるらしい。

何となく連絡先を交換し、何となく今度ご飯を食べようとありきたりな社交辞令を交わし、何となくその場は解散した。

 

その日の昼過ぎの仕事中、ふと友人が話していた内容を思い出した。

「昔合コンした◯◯って人いたでしょ、今あのひとマルチ商法にハマってるから気をつけて!この前わたしもしつこく勧誘されたから・・・!わたしは勧誘の途中で怒って帰ったけどね!」

やや怒り気味で私に語りかけていた彼女の姿を思い出した。あの美しい友人がもし広告塔として商品を勧めていたら思わず手を伸ばす人も多くなるのではないかなぁと。

彼もそれを目論んで彼女に熱烈にマルチへの参加を促したのだろうと。あの目立ちたがり屋な男の見え透いた思考に苛立ちつつも良くない企みに面白半分で冷やかしをしたいわたしの好奇心は、何故か「もしわたしも勧誘を受けたら罠だとわかっていても聞きにいってみよう」という危険な判断をしてしまった。いままでその手のマルチ商法の勧誘にあったこともなく、街での宗教のビラ配りも何故か避けられ、通っていた大学内で流行していた非常に悪質な謎の半島系ゴリ押し宗教にも、何故か自分だけ声をかけられなかったことを思い出し「人並みに勧誘されたい」と不思議な気持ちが芽生えていたのであった。(多分見た目が怖かったからやめとこうって思われた)

 

そして冷たい雨が降る秋の日、赴任先の地方の海産物を活かした料理を提供する小洒落たバルで彼と待ち合わせることにした。が、彼は遅刻した。

 

仕事を急いで終え、空腹感を抱えたまま待たされている状況に苛立ちを隠せなくなってきた時彼が店にやってきた。相変わらず私服姿の彼は「おしゃれ」を豪語するだけあってブランド品で固めてやってきた。

着くなり「そういえば最近前◯◯ちゃん(私より先に勧誘された美人の友達)と俺の話した?なんか俺のこと言ってなかった??」と確認したが適当に濁しておいた。

どうやら勧誘に失敗し友人が怒って去ったことで自分がマルチ商法を勧誘しまくっているという悪評が立つのを危惧しているらしい。そんなに気になるなら勧誘自体やめておけばいいのに。

そして食事をしながら仕事の話になり時はやってきた。

「どう?今の仕事って充実してる?」

きたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

この一言を聞いた時、かの有名なファミレス包囲網みたいなものを曳かれあっというまに囲い込まれて前後左右からの圧に負けて何かの書類にサインさせられ、手始めに洗剤や歯ブラシを買わされ最後は段ボールを抱えながら在庫と借金に苦しむ凄惨な光景を想像している最中に、彼は遠回しに話を続けた。

「今副業で自営業をやってるんだけど、軌道に乗ったらそっち一本ですすめていきたいと思っている・・・」「いつでも好きな時間に海外に行けて自分でスケジュールを組める経営者っての?(笑)」「夢ってある?」「今の会社っていつまで保証されてると思ってる?」「最近サプリを飲んだら風邪ひかなくなってさ・・・」

どこかで聞いたことがある「これチャ◯ンジでやったやつだ・・・!!」ばりのセリフを手を変え品を変え彼は語り続けた。

今の収入に満足している?将来に不安はない?そんな誰しもが抱えているであろう当たり障りのない謳い文句で自分の”事業”がいかに素晴らしいかを彼が語っている頃わたしはやっとありつけたアボガドに夢中になっていた。もうすこし話を聞いて色々引き出しておくべきだった。

勧誘されてみたいと思って誘いに乗ってみたものの、彼の話口調からはいまいちアムウェイの魅力は感じられず、いつ洗剤を買わされるのかと、今日の野球の結果はどうなったのだろうばかりが気になり始めた。

一応体裁だけでも反論をしておこうと「今の仕事はやりがいがある、おもしろい、収入にも満足している」と言っておき、好きな時間で海外旅行に行きたくないか?と聞かれたが海外旅行はキライと適当に返しておいた(本当は大好き)

 

しかし彼の元来のケチさと、こう言っては失礼だがなかなかのご年齢の男性が実家暮らしでお金も使い放題な部分を鑑みれば彼のブランド品まみれ&海外旅行に行きまくり華やかSNS(こっちは過去にいった海外の写真を何回も行ったみたいに小分けにし掲載してる)の内容に胡散臭さしか感じないのであった。

テメーはプレゼンがダメだな、2点だと勝手に採点して解散したくなったとき、とうとうこれ見よがしにポケットからサプリを取り出し目の前で飲み始めた。

形式的に「それ何?」と一応親切に話をふっておくと、待ってましたと言わんばかりに彼は「このサプリを飲んだらさ、風邪ひかなくなったんだよね!」と話し始めた。そんな特効薬あるなら世界中に出回っていると思ったが彼曰く「抵抗力が上がる」らしい。ふーん。非常にアバウト。風邪とは無縁の健康体の自分だったので1ミリの興味もわかなかった。

何よりサプリが大粒で飲みにくそうだなとしか感じなかったが、直接的な勧誘も受けない程度のプレゼンと、わたしが終始不機嫌に小さな反論と話を逸らすことで終わった。

彼は何がしたかったんだろう・・・勧誘なのだろうか。

あまりにも盛り上がりのないプレゼンと語り口調に彼の前途はそんなに明るくないだろうと勝手に邪推した。仕事柄口八丁の営業マンの流麗な言い訳を毎日聞いているので営業マン達の言葉の操り方に比べると彼の勧誘は非常にチープに感じるばかりだった。

店を出て帰ろうとした矢先、わたしが巻いていたマフラーがブランドものだったことにいち早く気がついた彼は「そのマフラー△△のだね、いいね」と言い残して駅へと消えていった。

 

なんともスッキリしなかったので帰りながら某大手製薬会社のMRをしている友人に電話して「抵抗力あげるサプリあるんだよね〜って言われたよ!」と報告すると「そんなものは存在しないよ、抵抗力あげる薬とかないしそもそも薬事法違反」とバッサリ切り捨てられた。あのサプリは何だったんだ・・・。

 

あくる日、私より先に勧誘された友人に「この前◯◯さんにアムウェイの勧誘っぽいのされたよ!」と報告したら案の定「会ったらダメって言ったでしょ!」と怒られた。

彼女は本当に優しい。そして続けた「あれアムウェイじゃなくてニュースキンよ!!!!!!!!!!!」

 

わたしは終始全く人の話を聞いていなかった。

アムウェイの勧誘はされていない。

 

なんでもいいからそのサプリで遅刻癖を直してくれよ・・・彼にはそんな感情しか抱けなかった。

 

 

 

 

 

高齢者の免許返納は誰の仕事なのか

暴走した車に命が奪われる傷ましい事件が続いています。

しかし何故飯塚幸三氏は逮捕されないのでしょうね・・・?

闇を感じます。闇より憤りしか感じませんが。

正直最高に胸糞が悪いのでもう法外にでもいいので何らかの制裁が加わればいいのにと思ってしまうのですが。

 

そして、高齢者の運転の問題はやはり「免許の返納」ではないでしょうか。

運転する際に判断力が鈍ってしまう問題が特に大きいのではないでしょうか。しかし判断力の鈍りというのは飲酒運転と何が違うのでしょうか?

 

ja.wikipedia.org

 

運動機能の低下、理性・自制心の低下、動態視力集中力認知能力・状況判断力の低下等を生じさせるのが必然の行為である。一方、自動車などの運転という行為は、免許制をとっていることにも表れているが、運転者本人、同乗者、周辺の歩行者らの生命にも関わるくらいの大きな危険を本来ともなう行為である。このために、多くの国において免許の有無にかかわらずアルコールの影響下にある状態での運転をいかなる場合でも禁ずる法律が作られている。

 

この状態と何が違うのでしょうか。

さっぱりわかりませんね・・・。高齢者の判断力不足による危険運転は飲酒運転と何ら変わらないと思っています。

 

わたしの祖父も大変な運転好きで、車がないと本当に何もできない田舎に住んでいます。最寄りのコンビニまで車で10分はくだらないそんな山奥です。

しかし祖父が80手前になった頃、さすがにこのまま運転させるのは本人も周りも危ないということで免許を返納しました。

親戚一同祖父が車がなければ何もできない田舎に住んでおり、こうして手段を奪ってしまうことでどれだけ不便が生じるか重々承知の上でした。

 

まず免許の返納の話をした時点で車好きの祖父は激昂しました

「まだ運転できる」「どうしてこんな場所に住んでいるのに唯一の交通手段を奪うのか」こういった思いがあったのでしょう。

返納を渋っていたので最初は車の鍵を隠すことにしました。しかし見かねた祖母がかわいそうだから・・・と言って鍵を祖父に渡してしまったこともあります。

それを聞いた叔父は鍵を祖母からも遠ざけ、自分で持ち帰りました。

庭に停めてある車を見るたび祖父が寂しそうにするため、車もやがては売却しました。

しかし祖父母の生活には生協の利用や、ヘルパーさんをお願いするなどして必要品は揃えられるようにしました

今は車もないですが好きなお酒やたばこを楽しんでいるようです。孫のわたしも大型連休には顔を出すようにしています。

 

様々な家庭の事情などはあると思いますが、どうして飯塚幸三さんの家庭は都会にあって、お金もたくさんあるのに自分で車を運転するという選択肢を取ったのでしょう。

田舎に住む高齢者が免許を返納し車も売却したのに?とわたしの場合は思わざるを得ません。上級国民だから・・・!とネットで揶揄されているようですが、そう思っても仕方がないような待遇で何とも悲しく憤りを感じる顛末になっています。

 

あの事件を受けて、ご家族に免許の返納をお話しする機会を設けた方も少なくないのではないでしょうか。

誰かを巻き込む事故も凄惨で悲しいものですが、事故にあったご本人も危険に晒されます。数ある手段の一つとして、時には強引にでも運転手段を無くすことも検討されてみてはいかがでしょうか。

 

事故に遭われた方のご冥福をお祈りします。凄惨な事件が二度と起きてしまいませんように。

 

絶対女は自分が一番可愛い写真をSNSにあげる

10連休ですね。友達と旅行に出かけている人や家族や恋人と過ごす人も多いのではないでしょうか。おめでたい連休ですが、わたしは家にこもってブログを書いています。

連休にあたり思うことがありました。

 

以前こんな記事も書きました

 

akira-nakamuraaa.hatenablog.com

 

自分の人生で経験した悲しいことをひたすら書くだけになっているかもしれない・・・

 

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友達と旅行やおでかけやショッピングに行くと必ずと言っていいほど自撮りをしますよね。しかしその自撮りはその後写真の選別→アプリで加工→SNSへのアップという工程を必ず辿ります。なぜなら自分が一番可愛い写真をSNSに今すぐアップしたいから。

 

これはもう仕方ないですね。芸能人でもやってます。友達は半目だろうが気を抜いている顔だろうが変顔だろうがそんなことは知ったことではないのです。

なぜなら自分さえ可愛ければそれでいいから。

ただ、稀に自分以外が可愛いく映った写真をSNSにあげる人もいます。絶対性格がいい子なので持つべきものはこういった友達でしょう。絶対こういう友達を持った方がいいですそこのJK あげみさわ万歳こういう子はまーーーーじで一生物です。

 

しかしなぜこんなことをするのかはもう明白ですね。自分がかわいい写真をみて異性が食いついてくるのを待っているからです。仕方ない。女性もモテたい生き物なのです。

そういうときは同性の反感を買わないように、あえて「めっちゃ盛れた😆」みたいなコメントを書いてやり過ごすことをオススメします。

 

あとやってはいけないのはもう一つ「自分が盛れてないけど友達だけは盛れてる写真はシェアすらしない」これもひどいです。

後で送ってね〜とお願いしても自分がくそブスだったら絶対に送ってくれない人もいます。これは異性に見えない水面下でも行われているので非常に悪質です。あなたが盛れているのにその写真は世に出回ることはありません。悲しいですね。何としてでも送ってもらいましょう。

 

こういう女性同士のわかりにくいギブアンドテイクは今日もどこかで行われています。男性の皆さんも女性の皆さんもSNSは程々に生きていきましょう・・・。

 

 

広島東洋カープの穴は本当に丸佳浩選手なのか

リーグ3連覇を成し遂げ、チーム人気も最高潮になってきた広島東洋カープ

その3連覇の立役者の一人に間違いなく丸佳浩選手がいたと思います。

類稀なる集中力、選球眼、人一倍熱心な研究力、チームをまとめるリーダーシップ、後輩のいいお手本、そしてMVPの獲得。

広島ファンにとって、そして広島東洋カープにとって欠かせない選手だったことは間違い無いでしょう。

 

しかし今年度からFA権を行使し、巨人へ移籍してしまいました。

広島ファンの落胆はどれほどだった事でしょう。丸選手が抜けてから、不調続きの広島ですが果たして本当に広島の穴は丸選手なのでしょうか?

 

2018年に広島を退団した選手として、丸選手、エルドレッド選手、天谷選手など様々な名前が上がりますが、新井選手というベテラン選手も昨年度引退しています。

新井選手は、ベテラン選手ながら若手選手顔負けの全力プレーや、その人柄から広島以外の球団にもファンが多い選手でした。阪神へ移籍しましたが、その後広島に戻ってからはキャリアハイとも言える成績を残し、あの黒田投手と25年ぶりの広島優勝に貢献した大選手です。しかし、成績だけではなくその「全力を尽くす」プレースタイルは多くの若手選手にも刺激を与えていました。チーム1のベテランとも言える選手が、全力でプレーし、試合裏では血気盛んな若い選手の仲裁にも入っていたという話です。チームの精神的支柱とも言える選手が抜けてしまい今年は4連覇を狙うチームが下位でくすぶっています。

 

確かに丸選手の打撃を見なくなってしまい、点が入りにくくなってしまったという事もあったでしょう。しかしそれと同時に広島の持ち味である「泥臭い全力プレー」もあまり見られなくなってしまったようにも感じます。それは新井選手の存在も大きく影響しているように感じます。チームメイトのファインプレーを自分のことのように喜び、誰よりも大きな声で応援していたあの新井選手はもうベンチにも、どこにも居ません。

大きな存在感の選手が一気に居なくなってしまい、チームの雰囲気や活力は変わってしまった事でしょう。しかしそれでも試合を続けていかなければなりません。

 

丸選手が巨人に移籍し、人的補償として巨人のベテラン長野選手が広島に移籍しました。しかしなぜ「長野選手」を獲得したのでしょうか。

長野選手は他チームのドラフト指名を蹴って巨人を逆指名した生え抜きの選手です。

そんな選手を何故広島が獲得したのかと思いましたが、チームの雰囲気を鑑みると不思議なことではありません。長野選手はファンサービスにも余念が無い巨人でも愛される選手です。外国人選手と話す際はご自身も英語やスペイン語を勉強するなど大変な気遣いのできるベテラン選手です。遠征に行った際は、お土産として球団のスタッフや清掃スタッフにも手土産を唯一持ち帰る等人柄が伺える暖かいエピソードも沢山あります。

 

こんな優しい、気遣いの塊のような選手がもしかすると今の広島に必要な選手なのかもしれません。新井選手が抜けてしまった今、チームのメンバーとして頭数だけでも、成績だけでもなく、暖かく大きな人柄を持つ長野選手が広島に良い影響を与えることを期待しています。

 

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結局自己中な人間が全てを手に入れる世の中なのか?

「自分を大事に」とか「やりたいことやって生きる」とか、そんな選択肢を簡単に取れるやつは幸せだ。

 

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生きていて思うのは「結局自己中なやつの方が幸せそうに生きている」という事でした。

自分のことしか考えない人、自分の思った事をすぐ口に出す人、寂しい時だけ連絡してくる人、何でも人任せに生きる人、皆すごく幸せそうに見える。

何故そう見えるのかと言うと「自分はそうではない」からでした。

 

わたしは自分で言うのもアレなのですが、結構社交的な方だと思っています。

初対面の人とも話せますし、会社でもよその部署に顔を出して話にいくことも苦痛に思いません。が、社交的な自分を演じているうちにどんどん遠慮がちになっていきました。

 

歯に衣着せぬ物言いをする人は「はっきりしていて意見が言える立派な人」

わがままな人は「甘え上手な人」

自分勝手に振る舞う人は「無邪気で面白い人」

なんでも肯定して、見ているようで見ていない自分に気がついた時には遠慮がちで自分が本当に思っていることを口に出せない人間になっていることに気がついてしまいました。

 

遠慮がちな人は普通「引っ込み思案で大人しくて人の話を聞いているタイプ」みたいなところに分類されますがわたしはそこそこお喋りで自分の話もするけれど本当に叶えたいわがままは表に出せないという意味不明なジャンルに分類されました。

いつも誰かの顔色を伺って「この人は今◯◯して欲しいんじゃないか」「こう思っているんじゃないか」という気を利かせた風の邪推を繰り返して本当にやりたいことはやらずに、やれずに生きてきたことに気がつきました。

 

自己中な人は自分の要求を表に出すのが非常に上手いのです。

要求を表に出す事を幼少期から繰り返しているので、そのやり方も大変自然で板についており嫌味に感じません。自分はそれが出来ないので、今更見よう見まねでものまねをしてみても不自然に映ってしまいます。

 

これは自分にとって大変なコンプレックスであり、羨ましくなる嫉妬の対象でもあります。しかし自分が持っていないものを探しても、今更手に入らないものもあります。

無いものねだりをしたままだと前に進む事ができません。

 

時には潔くあきらめて「自分にあって他人にないもの」を大事にして生きていかなければなりませんね。

 

 

友達と旅行に行ってはいけない

GWも間近になり旅行のシーズンになってきました。

今年は最長10連休ですが、長期の旅行になればなるほど友達と行くべきではないと思った話をします。

 

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旅行に行くには様々なものが必要です。

行き先、交通手段、宿泊先、お金、持ち物・・・

 

行き先が決まらない人

これは言語道断なのですが、行きたい旅行先が友人と違ってしまっていた場合。

わたしは沖縄に行きたい、でも友人は北海道に行きたい。「じゃあ福岡は?」と提案しても「絶対嫌だ、行かない」と行き先が決まらない場合。

始まりで躓いてしまっているのでこんな旅行は行くべきではありませんね。

 

交通手段が気に入らない人

遠方に行くとしたら何で行きますか?飛行機?新幹線?バス?鈍行列車?自転車の旅・・・など様々な選択肢がありますが「絶対飛行機は乗りたくない!」と言う人と海外旅行は難しいですよね。船でいけるならいいのですが、時間がかかります。

 

行きたい名所が違いすぎる人

せっかくだから自然を見たい!と思っていても友人が旅先の絵になるカフェに行きたい!SNSにあげたい!と思っていればせっかく旅行にきたのに現地解散別行動をとるしかないですね。それでいいなら良いんですが何のために一緒に旅行に来たのかという違和感を飽和したまま過ごすことになってしまいます。

 

ベッドは窓際じゃないと絶対嫌だ!と言う人

これを激しく主張する人は結構な地雷なのではないのかと思っています。

部屋に着いた途端走って窓際のベッドに飛び込む人、体を張っての自己主張ご苦労様です。ベッドは逃げない。

こんなところで激しく自己主張をする人は旅行していてもご飯を食べる店や行きたい観光先も絶対譲ってくれません。

 

全てが人任せな人

飛行機の手配も、ホテルの手配も、ガイドブックを見ながらの現地の案内も、迷った時も、全てが人任せな人は「ありがとう」の一言が最初に出てこないです。

「◯◯航空は嫌だ」「△△ホテルはアクセスが悪い」「ガイドブックは買っといて」「行き先分からないから調べて」難癖が最初に発せられる人と旅行をしてはいけません。体の前に心が疲れます。

 

優柔不断すぎる人

出発の時間が迫っているのにお土産をいつまでも悩み倒す人。

飛行機なんか乗り遅れたら大変なことになります。

どっちがいいと思う・・・?いっぱい買ったららカバンに入らない、どうしよう。

置いて帰ってやろうかなと思います。めんどくさい。

 

全部に当てはまる人と旅行に行って喧嘩にならないのは、あなたが優しすぎるのでしょう。仏様です。

楽しい友達との旅行ですが、旅行は人の本性が出るイベントでもあります。

互いに不快にならないよう楽しい旅をしましょう。 

 

いまだに残る会社内での女性差別・蔑視・軽視のはなし

今日はちょっと悲しいことを書いてみようと思います。

今まで受けた会社内での女性差別について。

わたしは特に男性嫌いでもフェミニストでもなんでもないのですが、やっぱり女性差別はかなり根強く残っていると思いますし、悲しく思います。

 

女性差別は大企業でも中小企業でもあります。

大企業が風通しの良い社風でコンプライアンス意識もあるというのは建前でしかありません。ましてや大手の日系企業は、社内の意識調査などは行うものの、行ったところで止まっています。全ての企業がそうとは言えませんが、大手の企業は定年まで勤め上げるような役員や管理職が多くいますので、中にはいまだに女性=軽視する対象、お茶汲みと思っている社員も多くいる場合もあります。

 

完全に男女の性差別が無くなることは正直無いと思います。

ではどうしたらいいのでしょう。戦う必要はありません。相手にしなければいいのです。

 

わたしが日系企業に就職してから、入社したてということもあってか弁当やお茶汲みなど会議の準備は「女性の仕事」として割り振りされていました。

特にそれに対して「女性蔑視だ!」とは思わず、正直「勤務時間中にお弁当配っとけば時間過ぎるし楽だわ〜」としか思っていませんでした。

もしかすると、同じ感覚の方もいるかもしれません。

しかしこれを繰り返していくと、やれ接待の飲み会に参加してお酌をしろなどとお金のかからないコンパニオン(この言い方古いな)紛いのことをさせられます。

上司、先輩のお言いつけ通りお酌をしていると今度は同僚の男性社員から「女性は上席たちに媚びている」など批判の対象になってきます。

理不尽な話ですよね。言われた通りにやっていたのになぜこんな仕打ちを受けなければならないのでしょうか。

 

 

 

お茶出しは誰の仕事?

来客のお茶だしなどをしていると誰が担当というわけでは無いのに女性がお茶を出すことが多いように感じますね。

そうしていると世間話を振られる瞬間もありますので、そうして話していると「どうして女性は遊んでいるんだ!」などと反感を買うことにもなります。

そしてどんなに忙しくても、お茶出しは女性の仕事として染み付いてしまった社内では「忙しいので○○さん(男性社員)来客を手伝っていただけませんか?」とお願いしたことがあります。すると「それは女性の仕事だからできない」と言って断られてしまいました。

”女性の仕事”とは何でしょう?お茶を出すこと?通常の業務は行ってはいけないの?

わたしは初めてその時「ああ、差別されているんだ」と感じました。(鈍感?)

言われた通りに対応しているとこんな扱いを受けるのです。悲しいですね。

 

女性だから昇進できた?

わたしが入社して数年後、昇進のお話をいただくことができました。

しかし試験を受けてから、合格すれば昇進できるということだったので、わたしは勤務時間外に会社や時事問題の勉強をして試験を受けました。

しかし、試験を目前に同期の男性社員にこんなことを言われました。

「今度の試験は、上司に媚びて昇進の試験を受けられるように手配してもらったの?」

彼にしてみれば簡単な疑問だったのか、意地悪だったのか考えるとまた虚しくなってくるので考えませんが、平気でそんな言葉が出てくるのにびっくりしたのです。

その男性社員とは入社時の所属も違いましたし、昇進の仕組みも違うはずなのですが同期というスタートが同じ立場なのに女性のわたしだけ昇進するのが所属や環境、能力の差ではなく性差が関係していると思ったのでしょう。

とんでもない価値観ですね。そんな発想だから昇進できないんだよとさすがにその時思ったのですが相手にしている時間が勿体無いので言うのはやめておきました。

 

 

 

この2つは思い出すだけで忌々しい出来事ですが、わたしは考えるのをやめました。

”相手にしてはいけない”と先ほど言いました。する必要がないのです。

なぜならこの軽率な発言をした二人の男性は全く仕事ができなかったからです。

仕事をせずに人を妬んでいるだけで給与をもらっているような人には、昇進のチャンスなどひっくり返っても回ってこないでしょう。回ってきたとしても、それはお情けの昇進です。その頃きちんと仕事をしている人はもっと上の立場にいるでしょう。

 

もし、この記事を読んでいる人が女性の差別や軽視に悲しんでいても、そういう発想の人は仕事ができないので(個人調べ)自分より良く見える人粗探しをしているだけなのです。大した粗がなかったので、自分と違う部分=性別と結びつけて差別をしただけなのです。

 

何度も主張しますがわたしは決して男性嫌いではありません。

どんなに自分が努力しても、考えても、真似しても同じようになれない立派な男性はたくさんいます。女性にもそういう方はいます。それは優れた人間性からきているのであって、性別の問題では無いのです。しかし性差別を軽々しく行う人は、考えがないので簡単に見つけられた自分と相手との違いが性別だったのでそれを軽率に手段にしているだけなのです。

放っておけば周回遅れで差別をする人も気がつくでしょう。

なので気にせず目の前の仕事をこなせば良いと、わたしは思っています。

 

ブラック企業経営者の発想はどうなっているのか?という話

ブラック企業ネタが好きすぎるのか、よく会社の話をしますね。

 

〜最近個人的に許せないことランキング〜

 

1位:ブラック企業

2位:おかしな撮り鉄

3位:インバウンドの人のマナー

 

こんなかんじですかね。

うーん、ブラック企業と言ってもブラック企業経営者の人っていったいどんな発想をしているんでしょう。勤めているうちに、ブラック企業の脱却から研究にシフトチェンジしてしまった節がありますね。

ブラック企業脱出方法はこちら

akira-nakamuraaa.hatenablog.com

 

そんなブラック企業の経営者って一体どんな発想しているんだろう。1年弱ブラック企業で勤めながら研究してきたわたしなりの見解を書いてみます。

 

1、ブラック企業という発想はない

ブラック企業において「ここはブラック企業ではありませんか?」と声に出す事は死に等しい行為です。何故なら経営者はそう思っていないから。反乱分子は自分の気がすむまで徹底的に「話し合い」という名の口答え不要なお説教が始まります。

まずブラック企業では会社に関する疑問=反乱・悪い事と短絡的に考えて条件反射で潰しにくるので、内心思うだけにしていましょう。

 

2、従業員=備品

従業員は体のいい道具です。道具どころか欠けたら補充すればいいだけの備品。

ブラック企業はよく人が消えます。ある日、前触れなく会社から人が消えたりします。それも複数人。

働かせてやってるのにおかしい!!!と発狂しながらすぐに人を雇っては退職のスパイラルを短期的に繰り返します。こうして従業員との接触の機会が減っていくのでどんどん入れ替わりの多い備品程度の認識にしかならないのです。

感覚が狂ってしまっているので注意。最近はやりのサイコパスですね。

 

3、社員の健康安全<<<<<<<経費

社員の健康安全は「風邪を引いたら本人が悪い、自己責任」と思っているので健康が大事にされる保証はありません。義務である健康診断は実施されません。

受診させる事は法律で義務付けられていますがブラック企業は独立独裁国家治外法権上等なので社労士の判断を仰がず自己責任で健康診断を省略させます。

健康診断にかける費用がもったい無いからです。健康は自分で守って然るべき。

自己責任なのはわかりますが、人間は故障しない機械ではありません。必ず経営者の方は健康診断を受けさせましょう。訴えられても知りません。

また、移動は安全な新幹線<<<<<<<<<<<<<<安上がりなバスです。これは結構いろんな会社でありがちですね。

交通費を削減したいのはわかるのですが、社員の安全を保証せずもし事故でもあったらどうしようではなく事故にあう本人が悪いという発想なのです。

ただし経営陣は新幹線を使います。人の命を天秤にかけているような人を長く相手にしてはいけません。

 

気をつけましょう。

ブラック企業が人手不足になり会社がなくなってゆくゆくはブラック企業根絶につながる事を祈っています。

 

SNS病とは?

休日で夜更かししたかったのでツイキャス聴いてたら「平田くん」がSNS病の話をしていたので気になって調べた。

 

twitter.com

 

数年前SNS病?みたいな状態で、Instagramのアカウントがなんでかログインできなくなってしまったついでにそのまま放置することにしました。

「私が!!!いかに!!充実してるか!!見て!!!」 

こんな感じの投稿が死ぬほどめんどくさかったです正直。

目に見えないフォロワー数対決とかいかにお金持ってるかアピールとかブランド品買いましたとか海外行きましたとか。そういうの。

とか言いながらここに書いてあるようなことわたしもやったんですよね・・・。

SNSにあげるためとはいえ、いろんな経験したり食べたり飲んだり買ったり楽しかったです。でもあれってなんのためにやるんでしょうね。

 

SNS 疲れる」とか検索するとびっくりするほど愚痴がでてきます。

みんなあのいいね!って義理でやってたんでしょうか。。。

今や企業の販促活動だけではなく個人で「インフルエンサー」になってうん万人のフォロワーに影響力あるってすごいですよね。

 

SNS疲れを解消するには、やっぱりSNSやめるしか手段は無いと思います。

物事にはいい面、悪い面ありますが時代の潮流は徐々にSNSから離れた本当の幸せについて考える・・・みたいになりつつありますがどうなんでしょうね。

 

人間の自己顕示欲や承認欲求が消えない限りInstagramが廃れたとしても取って代わる何かが絶対に生まれてくるんだろうなーと思います。

でも幸せとは何なのでしょうね。難しい。

昔から隣の芝は何とやらって言葉がある通り、本質は全然変わってないってことですね。

 

 

 

 

 

 

「もしかしてこの会社ってブラック企業?」と思ったらやるべきこと

元号も発表され平成もいよいよ終わりに近づいてきました。

平成の時代で終わらせて令和に持ち越したく無いキーワード第1位はブラック企業です(個人的に)

 

ブラック企業とはなんでしょう?

労働基準法を守らない、従業員を大事にしない、持ち帰り残業がある、はたまた家族経営の会社はそうなりがち・・・?でも大企業でもブラック企業認定されたりもしますよね。

 

ブラック企業とはだいたいこんなかんじです。

 

roudou-pro.com

 

めっちゃいい記事があるので、こちらも貼っておきますね

tyoshiki.hatenadiary.com

 

さて、わたしは以前ブラック企業に勤めていました。

ブラックどころかこの世の闇です。たまに気になって調べてみますが平気な顔してまだまだ存続しているようですあの会社。

もし、そんな時代錯誤のブラック企業にぶち当たってしまったら必ずやっておくべきことを今回はご紹介したいと思います。これが当時きちんとできなくてわたしのブラック企業での給与は何年たっても未払いのままです。

 

1、記録を取る

記録は何より大事です。

残業代の未払い、例えばタイムカード等で退勤登録後も「会社の記録に無い」労働をさせられた時。

ガバガバ計算ですが今から書く通り定時が18時と仮定し、18時に退社扱い。でも会社を出たのが21時だったとしましょう。

「3時間の無給労働×20日(およその勤務日数)」×「時給(月給200,000÷161時間=時給1,242円)×1.25(時間外割り増し)=1,552円」

※このあたりは仮定の時間と金額であり企業様や残業した時間帯によって異なります。

 

つまり大体残業60h×1,552円と仮定して月に93,120円の残業代未払いが発生します。

年単位だと93,120円×12ヶ月=1,117,440円

すっごくざっくり見積もりましたが、およそ100万円を、タダ働きしていることになりますね。車が買えますし、親孝行の旅行にも行けます。欲しかったブランド品も何個か買える値段かもしれませんね。

泣き寝入りしていい無給労働などありません。できれば毎日手帳や日記、ケータイのメモ機能でもいいので正しい労働時間をブラック企業にばれないように記載しておきましょう。

 

2、相談する

相談?そんなのしてるよ!と思うかもしれません。

ですが、ブラック企業にいると、特に新卒でブラック企業に入ってしまうと「その会社の就業規則=世界共通」みたいなおかしな思想を押し付けられ、ブラック企業なのかそうでないのかの判断力さえ奪われてしまいます。

ちょとでもおかしいと思ったら、身近な人に「こんなことがあったんだけどこれって社会全体の共通認識なの?」と聞いてみましょう。

はじめは「おかしい」と思うそのきっかけが大事なのです。きっかけを逃してしまうとどんどんブラック企業のやり方に洗脳されてしまいます。

 

3、労基署に状況証拠を提出する

相談の状況、件数によって労基署の対応は実際変わってきます。

証拠が無い、件数が少ない等あれば労基署もあまりまともに取り合ってくれない場合もあります。きちんと証拠として取っておいた記録を提出しましょう。

労基署と言っても手柄が欲しいので、名前のある会社の違反を検挙する方に優先順位が傾き、そちらに躍起になることもあります。しかしブラック企業は今や大きな社会問題です。ブラック企業の根絶のため、小さな情報でも提出しておきましょう。

その件数が積み重なれば今まで未払いだった給与が積み重なって、軽くボーナスくらいの金額になって入ってきたというケースもあります。

 

4、辞める準備をする

さすがにブラック企業もアルバイトではないので、ある日いきなり「やめま〜す⭐️」では辞められません。何よりブラック企業は様々な手練手管を駆使し辞めない人間を家畜のように洗脳し酷使する状況を徹底して作り上げます。

でも、命に関わるような状況や精神的な病気が発覚したらすぐに辞めて飛ぶなどしてしまいましょう。しかし悲しいことに退職後は離職票源泉徴収の取得など、ブラック企業と何度か連絡する機会が必要になってきます。(なのでおすすめはしない)

一応ブラック企業就業規則を読み「◯◯なので退職希望いたします」と就業規則で定められた退職意思表示期間までに直属の上司に相談しましょう。(一ヶ月前のところが多い)

しかし一筋縄ではいかないのがブラック企業。この時気をつけるのは必ず「退職届」を提出することです。

口頭より、退職願より「退職届」を提出することが大事です。「退職届」は会社側は受け取り拒否できません(この辺はブラック企業の人員は知らないことが多い)

一応「退職の意思があった2週間後」に退職することができるのは法律で保障されています。しかしブラック企業は「法律<<<<超えられない壁<<<俺の考え」みたいな突飛な発想になっていることが多いので、喧嘩腰になったら落ち着いて、理路整然と根拠を示し反論しましょう。

奴らは頭がおかしいので受理しないと言ったり、退職届を破り捨てたりします。

ので、コピーも控えておくといいかもしれませんね。届を出せば2週間で辞める権利があなたに自動で付与されます。

 

5、辞めたらリフレッシュする

ブラック企業には「まともな休暇」はありません。

休みはライバル社の視察、研究、報告書の作成、自爆営業、個人携帯へわざわざ電話をかけてきてのお説教等・・・自発的にこれをやるならいいのですが賃金も払わず必要以上を強要してきます。何様なのかブラック企業は?

実際にわたしはブラック企業を辞めた次の日、脱力からかおよそ1週間ほどまともに立つことも座ることもできず常時目眩がしていました。(今思えばなんかの病気だったのかもしれない)

あなたの心身は、自覚がなくても必ず疲れています。

 

 

 

長くなりましたが、以上のことをもし悩んでいれば実践してみてください。

あー・・・ほんとブラック企業この世から消えて・・・。若い人たちに絶望させないでよ。ブラック企業に酷使された怒りよりも、未来ある若い人の希望や可能性が奪われてしまうことの方が私には悔しくて仕方ないです。

 

 

 

 

大手病の就活生、大手病のまま希望の会社に入れなかった新社会人にとっても聞いて欲しいはなし

新卒の若者が街にちらほら見えてくる季節になりましたね。

未来ある若者たちがたくさんです。

 

さて、その新卒社員の中に自分が希望する企業に入れた人数はどの程度の割合なのでしょうか?また、希望する企業とは何でしょうか?例えば、大手病ってありますよね。

 

大手病とは・・・

>引用

・大手企業にしか就職したくないと思ってしまうのを「大手病」と呼ぶ
・企業の知名度だけを見ている人や自慢したいから大手に入りたい人は、大手病と言えるかもしれない

https://hataractive.jp/useful/3927/

 

だいたいこんな感じですね。

結論から言うと大手病は決して悪いことではないとわたしは思います。

わたしも大手病になりました。しかも何故か新卒ではなく新卒の会社を退社した後(つまり第二新卒)になってから。

 

何故わたしが大手病になったかというと、新卒で入った会社がとんでもないブラック企業だったからです。

無給労働、休憩なし、定期券の購入禁止、いかなる場合も携帯電話の使用禁止、上司による売上の剥奪、ヒステリックな女上司からの罵詈雑言+突然無視のコンボ、暴力未遂、事務所での軟禁など・・・現代社会にあるまじき時代遅れ 現代の奴隷制度を見た気がします。

あまりにもブラックすぎるのでまた別途記事にしたいと思います。

1年弱あの会社にはいましたが、よくあんな短い期間で一生忘れないような凄惨な体験ができたものだと思います。学ぶこともありましたが、人権はありませんでしたね。

 

しかしその反動でわたしはやりたいことよりもとにかく「福利厚生」が遵守されることに方針を全て振りました。福利厚生がどれだけ大事かを思い知りました。(極端すぎる)やりたかった仕事なんぞ捨てて第二新卒は起死回生の「ブラック企業とは対極の福利厚生が整った会社に行く」という確固たる意志目的を持って就職活動をしました。

 

何のキャリアもない自分が大きな企業に入れたのかというと、結果入れました。

ありがたいことに、奇特な面接官?の方に拾って頂き入社しました。

運のいいことに、諦めモードで就活をしはじめた頃から「第二新卒」という不思議な枠が増え始めました。そのお陰でしょう。一度失敗をし再度就活に挑む人を採用する枠です。

 

まさにこの記事にある通りですね。

mynavi-job20s.jp

 

第二新卒を採用する企業は本当に多くなってきたと思います。

逆に無理してブラック企業で働き続けるより「辞めた理由をきちんと説明」できる様になったらさっさとおかしな会社を辞めてしまえばいいと思います。

おかしな会社では続けていけません。体や心を壊す前にさっさと辞めて新しい会社を探すことをわたしは個人的におすすめします。

 

福利厚生は本当に大事です。

わたしは前いた会社では健康診断も受けさせてもらえませんでした。

働く人の健康状態を無視して酷使する会社に未来はないのです。人は使い捨ての道具ではありません。

 

さて、大手病は悪くないと言いましたがこれはわたしの意見です。

大きな会社に行けば、母数の違いもありますが同期でも、先輩でも、同じ部署の人でも、エリアでも、全国でも、グループ企業でも、必ずどこかで絶対に越えられないであろう化け物じみた人間に出会い能力知力の負けを認めざるを得ないとんでもねー奴が現れます。大きな会社にいけばその確率は格段に跳ね上がります。

いい刺激にもなりますのでその経験をうまく活かせるかは個人次第ですが。

そこでまた絶望するかもしれませんが、奮起するかもしれませんし、参考にもできます。(中には仕事より他人の足を引っ張ることだけに躍起になり会社の利益より目先の意地悪に心血をそそぐバカに遭遇する確率も跳ね上がります、これは本当に注意してください男女問わず)

 

健康第一に、そして新卒で入れなかったからと諦めずにもう一度就活する手段も残されています。今は売り手市場ですし、サラリーマンだけが生きて行く手段ではありません。

 

でも日本の画一化された就活制度や、肩書き重視の風潮はしばらく続くと思います。

中には何十年後を見越して取締役を最短で目指して今の会社で頑張る、大手企業だって倒産するかもわからない!こういう意見もあるでしょう。

 

しかし大手企業は簡単に潰れません。

マイケルウッドフォードをご存知ですか?

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

 

貼っておきますが簡単に説明するとオリンパスに雇われた実業家が粉飾決算を告発したら役職を解任された話です。

(後にウッドフォード氏は「解任」というタイトルの本を出していますね・・・)

役職者は簡単に解任されるポジションですが、この事は当時大きなニュースにもなりました。

それでもオリンパスって今でもある会社ですよね。既得権益、ネームバリューはそれだけ大きいのです。価値があります。今の所日系企業では。

短期的なスパンで見ると自分が生きている間は自分と家族を守り養っていけるでしょう(子々孫々まで考えるとなんとも言えません)女性にもモテるでしょう。それを目的にするのは何も恥ずかしいことではないし、目的意識を持って再度就活できる気概があるひとは大手企業に入っても所謂「窓際族」にはならないでしょう。

 

もし、もう一度第二新卒で就活してみようと思う人は是非目的意識を持って、諦めずに挑戦してみるといいと思います。

新卒カードが全てではありません。サラリーマンという手段が全てでもありませんし、国内だけが全てでも無いです。

 あなたの為に時代の軛はどんどん緩まっています。

 

 

 

 

 

自分に自信がない人に聞いて欲しいはなし

4月になって暖かくなってきましたね。

桜の季節です。桜を見ると綺麗と思う反面眩しく思えることがあります。

新生活を送る人がとっても羨ましいような。

 

さて、自己肯定感の高低について先日ブログを書いたのですが、今日は自分に自信を持てない人に聞いて欲しいはなしを書いてみようと思います。

 

今のわたしの場合、自分が置かれている環境に満足していないからだと思います。

では「満足」とは何でしょう。家族がいて、恋人がいて、仕事も上手くいっていて・・・そう思えることが満足なのでしょうか?

 

わたしは自分にとても自信がありません。

わたしは、常に何かが足りないと思っているからです。「わたしにはこれができない」「わたしはこんな能力を持っていない」「家族がいない、恋人がいない」

何故かいつも人より劣っているなと思ってしまいます。

職場の同僚や、友人の持つ能力、街ですれ違う人の容姿など。

今まで関わってきた人に、嫌いな人でも一つ羨ましいなと思う点を見つけます。

裏を返せばそれは誰かのいいところを見つけているのでしょう。

何故人の人生は完璧に見えてしまうのでしょう。

 

誰しもが口には出していないだけでそんなことを思っているのでは?

わたしはそう思います。グーグル検索で「自分に自信がない」で調べると同じような内容がたくさん出てきます。

 

わたしは今まで様々な人と関わってきたと思います。

すごい才能があり専門誌にコラムを書いて自分で展示を企画できる人、バイトのみならず社会人として仕事をしてもどこに行っても結果を残しみんなに愛される人、誰と話しても悪口を言わないどこに行っても必ず愛されて信頼される人、3ヶ国語を駆使して海外を渡り歩いて仕事をする人、新しい仕事を振ってもすぐに理解し与えられたこと以上を必ず上席に提案できる人、大変なお金持ちの家に生まれながら驕ることなく人を立てる心持ちの立派な人、何を話しても面白い人、必ず誰もが振り返るような美貌とスタイルを持つ人、悲しい過去があっても翳りを決して人に見せず誰しもに明るく接することができる人・・・みんな本当に尊敬するべき素晴らしい人です。

 

でも、わたしが知る限りこの人たちでも必ず自信をなくしたり、悲しくなったり、自暴自棄になったり、嫉妬したりすることがあります。自信がなくなるのは自分だけの悩みではないのです。

上手くいっているように見えても、果たして本当にそうなのかは本人にしかわからないのです。傷つけられて何年も忘れられない悲しみに向き合ったり、どこかで大きな病気をしたり・・・こんな人たちでもあるので、きっと誰にでもあることなのだと思います。

 

わたしはとても誰かを羨ましく思うし、置かれた環境や運にも嫉妬します。

きっとこの記事を読む人のいい面だけ見て、自分に足りないことを羨ましく思うことがあるでしょう。

でも、もしかすると他の誰かから見てわたしを羨ましく思うこともあるかもしれません。今の所にわかに信じがたいですが、自分を信じてあげることも必要なのかもしれません。

 

タイトルに「自分に自信がない人に聞いて欲しいはなし」と書きましたが、これは自分にも言えることです。

感情の棚卸をして、自分を見つめなおす機会が欲しいのです。

満足していないから、満足できるため人より時間がかかっても欲しいものを手に入れたいと思います。楽して最短で手に入ればいいですけど、そんな上手くいかないものなので。

 

上手くいかない、自信がないと思う方に少しでも共感いただければ幸いです。

 

でも、上手くいかないことだらけの中で少しでも楽しみを見つけられたら息抜きにもなります。人には面と向かってこんなことは言えないのでわたしはここに書き出すことにしました。そんなことでもいいのかなーと。

自己肯定感の高さ・低さは一体どこからやってくるのか悩ましいはなし

自己肯定感の高さがあると、人生がとっても楽しそうに見えますよね。

 

わたしは自己肯定感の高くない人間だと思います。

それはなんでなんだろう 素人なりに考えてみました。

 

1.自分が長女であること

性格の形成に絶対「兄弟構成」って関係ありますよね。

最近長女の取り扱い〜みたいな本が流行っていますが、同じ悩みや考え方を抱えた人がいることにわたしはびっくりしました。

 

長女ってとっても我慢の生き物なんです。

 

「お姉ちゃんなんだから我慢」これが下の兄弟ができた瞬間の宿命になるのです。

遡ること数十年、下の兄弟の習い事のためわたしは塾とお留守番の責務を負うことになりました。

下の兄弟の習い事は19時まであり、母はそれに付き添っていましたのでわたしは塾へ行き、ひとりで帰宅してTVをみてやり過ごす日々でした。

ひとりでTVを独占できる優越感より兄弟に母が遅くまで(小学生の感覚だと19時は遅かった)付き添ってくれているという羨ましさを鬱屈したまま抱えていたのかもしれませんね。兄弟の習い事を「わたしも始めたい」と母に何度も言いましたが「女の子なんだからスポーツせずに勉強していればいいの」と言われ受けいられれることはありませんでした。

ネグレクトを受けていたわけではありませんが、兄弟と”比較して”母に時間をかけられていないのではないか?とすでに思っていたのでしょうね。

(父は放任主義でした。怒りもしませんが干渉もしない。これが長期的に自分がなんでも一人でやってしまう人間になる要素の一つとして食い込んできたのかもしれない)

 

2.失敗が許されないことだと思っている

これは私が成人するまで、成人しても失敗続きだと考えていたからです。

まずは高校受験。推薦入試のお願いを学校に出しましたが推薦では受からず、一般入試で受け直すことに。県内では偏差値のかなり高い高校で、不出来な私は先生方に受からないからやめておけと言われたのに当日一般入試を受けてしましました。

しかし合格。当日だけはなぜか調子が良かったのでしょうね。

本来ならここで「推薦で受からなかったこと」より「一般入試で合格したこと」を嬉しく思うべきなのでしょうが、何故か推薦で受からなかった思い出がこびりついてしまいます。ひねくれていますね。

後に偏差値の高い高校へ進学してしまったため、不得意科目で一度一桁台のテストの点数を叩き出したことがありますが何故かこれは笑える思い出です。よかった。

 

また、大学に進学の際も一度浪人してしまっています。

浪人生活も楽しかったのですが、「何をやるにも必ず一度失敗する」という意識がより浮き彫りにされてしまい、就職も1社目はとても人間らしいとは言えない扱いを頂く会社に採用されてしまいます。1年経たず辞め、その後は真逆に福利厚生が整った会社に転職を成功しました

 

しかし何故「高校に受かった、大学に受かった、転職も成功した」という客観的に見れば成功したであろう体験を「一度失敗した」という体験のほうが大きく自分を支配しているのでしょうか。成功には失敗がつきものですがその「失敗」をあまりに大きく捉えすぎてしまったのです。

 

3.他人と比較してしまう

小学生の時に始めた習い事を、途中から近所に住む友人を誘ったことがありました。

友人は丁寧に習い事をするほうで、比較して自分は奔放な方でした。

結果賞をもらうのも、進級が早いのも友人の方でした。当時わたしはあまりそれに関して気にしてはいませんでしたが母から「どうして後に始めたあの子の方がいい結果になるの?」と何度も言われどんどん習い事も嫌になってきました。

わたしは何かにつけて諦めの早い方であり、やりたくないことはやらない人間でした。

しかし何事も途中まではやります。極めはせず途中まで。比較されるくらいなら不真面目を装ったほうが楽だと思ったのです。

それからというもの、わたしはとにかく半分真面目、半分不真面目に生きてきました。

習い事、学校生活、恋愛、仕事。すべてのことを半分は真面目に取り組み半分は不真面目に取り組むことを徹底したのです。よく言えばオールラウンダーになりました。

でも真面目に取り組み、成し遂げる友人には敵わないのです。自分で自分を諦めたその結果が「ぱっと見オールラウンダー」なのです。

そんな自分の周囲の友人は幸運なことに大変できた人たちでした。

 

一人目:不真面目に徹底し、要領よく面倒ごとを避ける能力に長けた友人。

わたしより不真面目なのに、不真面目さに徹底しているので不要な怒られごとは避けているのです。貶しているわけではありません。彼女は持ち前の要領の良さで徹底的に面倒ごとは避けていました。不真面目さにも才能が必要なのはわたしはこの時知ったのです。

徹底して不真面目なことに真面目で、サボったことが何故か大事にならない才能が彼女にはありました。

二人目:とてつもない求心力のある友人。

とてつもない求心力です。大学でもバイト先でも、彼女は大層な有名人でした。

美人で、大人っぽいファッション、おまけに発言も面白い、仕事もできる。

彼女は目立つ存在でした。決してゼミに真面目に取り組んでいたわけではありませんが何事もそつなくこなす賢い子でした。

しかし彼女の求心力の源は「美しいこと、面白いこと」ではなく「徹底した共感力、聞く力」だったと思います。彼女にはよく様々な相談が舞い込んでいました。わたしも今でも悲しいことがあれば彼女に相談します。彼女に話すと自分のことのように悲しんでくれ、怒ってくれます。親身に話を聞いて、共感してくれるのです。この共感力が非常に羨ましく、今でも、今後も見習いたいと思っています。

三人目:自我を徹底して大事にする友人

自制力、そして自分のために考え決断する能力に特に優れています。

例えばどれだけ好きな男性でも、自分のためにならないと思った瞬間に不要な部分として男性との付き合いをきっぱりそぎ落としてしまいます。これは今のわたしには到底できることではありません。

彼女は自分に不利益、悪影響があるものは容赦なく切り捨てることができる、強い意志の持ち主です。その強い意志は世間一般で言われる「気の強い女」という嫌〜な感じではなく自分のために考え行動できる大変賢い女性です。気が強いからと言って、他人を傷つけるのではなく全て自制のために決断をします。不快感は一切なく、その決断力は彼女の魅力として周りの人に映るのです。

 

不思議なことにこの三人はわたしと同じ長女です。

なぜ同じ長女であるのにこうして私とは違っているのだろうといつも感じ、比較し、悲しくなることがあります。

しかし皆同じでは正直気持ち悪い世の中になりますよね。

変にネガティブな自分でもいい、誰かと比較することは、誰かの優れた点を見つけられる観察力があるとポジティブに捉えればいいのです。

客観的に見て「観察力がある人」と見られたいわけではないのですが、結果身についた能力なので仕方ありませんね。いいところとして受け入れていくことにします。

文章に書き出し、客観視することで気持ちを整理するいい機会だと思って。

 

ちなみに母親の言葉が人格形成に悪影響を及ぼしたように言及していますが、わたしは決して母が嫌いなわけではありません。寧ろ感謝しています。母には尊敬すべき点がたくさんあります。わたしのような子どもを持って大変苦労したことと思います。真面目なふりをした不真面目なのですから。母の言葉や環境、その時の考え方様々なものが組み合わさって考え方の形成に至ったので。

 

こうしてみると結構客観視できているのかもしれませんね。

「分析できた」という一つの成果として自分を認めるいい機会かもしれません。

肯定感につなげる第一歩として。